2020/10/25 ROCK READING『幸福王子』
本日幸福王子を拝見しにシアター1010に行って参りました。
北千住はよく行っていたゆかりのある土地なので、発表当初は「え?!こんぴーとかっちゃんが北千住に来るの?!激アツじゃん!!」と舞い上がったものです。
そんなこんなで応援屋から2週間という短いスパンですが、朗読を拝見できる事ができ感無量でございます。
以下ストーリーをざっと説明致します。
ネタバレを含みますのでご留意下さい。
薔薇に恋に落ちた今野さん演じる燕。しかし燕は渡り鳥であり薔薇とは南へ渡る事は出来ず、薔薇を置いて南の土地エジプトへ向かう事を決意。
1日目の宿を見つけるべく飛び回るうちに黄金に輝く像に出会います。その黄金の像が本髙さん演じる幸福王子の像でした。
幸福王子は500年前にこの世を去った一国の王子であり、現在は街のシンボルとして風通しの良い丘に建てられております。そして彼は生前人間の汚い部分を見ずに幸せに生きてきたのですが、像になってから初めてドロドロとした物を拝見し心が疲労していた。という設定から始まります。
こうして偶然出会った燕と王子。王子は燕に自分の着飾る高価な物を貧民に分け与える様、何日もかけて依頼をします。燕は初め王子に対して恐らく同情から王子の頼みを請負うのですが次第に彼に惹かれていきます。(途中で彼らの真逆の性格故に喧嘩するシーンがありましたがそれも良かったです。)
しかし、最終的に燕は寒さに耐えきれず死亡、自分の価値のある部分を全て分け与えた王子は人間にとって何の価値もなく醜い争いを聴きながら破壊されます。
そして、最終的に神に「綺麗な物」として選ばれた2人は、神の使いとして綺麗に幸せに生きる様言われるのですが恐らくそれは彼が望んだ事ではなく逆に生前の自分の状況に逆戻りしてしまいそれに憤怒した王子の「馬鹿か!」という怒声で幕が閉じる。というストーリーでした。
本作品のキーワードは「ゼロサム思考」の様です。
ゼロサム思考とは一方の利益を得れば一方のは同じ分だけ損するが全体としては一になるという事だそうで。ただ、燕はその思考ではなく所謂鋼の錬金術師でいう「全は一、一は全」であり王子と衝突するシーンがありました。
結構考えさせられますね。どちらも一理ありますから。
とまあこんな感じで!
今回も感想は箇条書きで記載していきます。
・ROCK READINGとはなんぞや?と思っていたのですが、プロのバックミュージックをつけての朗読劇でした。劇中のバックミュージック及び効果音が全て生演奏という非常に聴きごたえがある仕様。最高ですよ!!!
・こんぴーの朗読の時のポーズが滅茶苦茶前屈みでどうした?!って思ってたんですけど、途中から燕だから羽が見える様にあの姿勢だったんだなと気が付き感動しました。また、表情があまり変化しないこんぴー。愛おしい。
・こんぴーにあの役を演じさせた采配最高すぎる。天才か???
・本髙さんまじでかっこいいのですが?!?!顔面が好きな系統だから凄い感動してた。何より3月のポイズンベリーの時より顔がシュッとしてた。ダイエットの賜物だと感心及び感動。
・幸福王子のサファイアの瞳と涙をイメージしてか睫毛かな?に青のラメが入っててメイクさんに拍手を送りたかった。
・ルビーを与えるシーンで子供の寝息を出すバックに少し笑いそうになっていた本髙さんちょっと可愛かった。最終的に口を🙁←この絵文字の様に巻き込んでいた。
・記憶が曖昧なんだけどエジプトへの話をしている時に入るこんぴーが歌うパートがあるんですけど超うまい!心に響く優しい歌声。うっとりしてしまう。
・本髙さんの気迫ある怒声と彼の声量に驚きが隠せない。
・最後に無言になって本髙さんが泣くシーンがあるんですけど、ガチで涙流してて興奮した。
・各テーブルにびっくりする程水が置いてあったしなんならサイズも違っていて気になった。朗読系であんなに水置いてあるの初めて見たからびびってたwww
ジャニーズの朗読を見るのは初めてだったのでとても新鮮でした。でも歌あり!バックミュージック最高!!なので満足度も高めでしたし何より衣装が滅茶苦茶良い。2人とも超お似合いですし化粧もバッチリ似合っていて流石だなあと。
最後に二人で挨拶してくれたのですが、いつものこんぴーとぽんさんで癒された😭💓
二人合わせて(ぽんさんが小さい声でせーのと言っていたww)ゆっくり「また来てね」と仰っていたのがお遊戯会後(舞台自体はお遊戯会クオリティではなく超良かったんですけどこの言葉がって事です)って感じでニヤニヤしました。
さて、HPを拝見するにまだチケットが買えるみたいじゃないですか。
どうしよう………未だに悩んでいる。
悩んでいるなら買うべきか……………
お財布と相談してこよう。